飛騨高山の祭・イベントの案内

飛騨高山の旅行観光ガイド


飛騨高山の祭・イベント

飛騨高山の祭・イベントの案内

  飛騨高山には、一年を通して伝統のある祭イベントが数多くあります。高山を代表する豪華絢爛な春の高山祭(山王祭)、鮮やかな装飾と屋台のからくりが素晴らしい秋の高山祭(八幡祭)、夜通し熱狂的に踊る夏の郡上おどり、400年以上続く伝統神事である飛騨古川祭(起し太鼓)など。人気の祭の時期は、宿泊施設はいっぱいになります。1年前から予約をするなんて話も聞くほどです。

イベント・お祭りの開催時期や開催可否については変更になることがありますので事前に各団体へお問合せください。

飛騨高山の祭・イベント カレンダー

1月

1日-
3月末

氷点下の森ライトアップ
秋神温泉氷点下の森

 氷点下の森ライトアップは、青、黄、緑の光が幻想的な氷の世界をかもしだし、多くの観光客の目を楽しませくれます。秋神温泉でおこなわれ30年以上の歴史があります。

3月

1日-
4月3日

飛騨高山雛祭
高山市街

 春の訪れが遅い飛騨地方では、1ヶ月おくれの4月3日に雛まつりが行われます。3月1日から4月3日まで市内各所で土雛・古今雛等代々伝わる雛人形の数々が展示されます。観光施設の場合は入館料が必要です。

4月

3日

飛騨生きびな祭
高山市一之宮町

 飛騨生きびな祭は、高山市一之宮神社で開かれます。飛騨地方では1カ月遅いこの日がひな祭り。生きびな祭は、養蚕や農業の繁栄と女性の幸福を祈念し、1952年に始まったそうです。飛騨一円より選ばれた未婚の女性9人が内裏や后、官女などきらびやかな生きびな様に扮し、行列を行います。最後に一之宮神社行われる餅まきも人気があります。

14-15日

春の高山祭(山王祭)
高山市街

 高山祭は春の山王祭(4月14・15日)、秋の八幡祭(10月9・10日)、このふたつの総称で、日本三大美祭のひとつです。春の山王祭は、絢爛豪華な屋台が12台曳き出され、3台の屋台(三番叟・龍神台・石橋台)のからくり奉納が見どころです。 夜祭の屋台曳き廻しも見どころです。(雨が降りそうな場合は屋台は屋台蔵から出ません。)

19-20日

飛騨古川祭
飛騨市古川町

 飛騨古川祭は、裸祭りとけんか祭りを合わせたような祭で、男たちの体がぶつかり合うとても激しい祭で、400年以上続く伝統神事です。4月19日夜半、熱狂的ともいえる嵐が飛騨古川の町を吹きぬけます。これが、天下に奇祭とうたわれた『起し太鼓』。そして翌朝には、9台の屋台が曳かれ、からくり人形や子供歌舞伎などが登場します。

第4土曜

神岡祭り
飛騨市神岡町

 神岡祭は、 高山祭、古川祭とともに飛騨三大祭で、岐阜県飛騨市神岡町で毎年4月の第4土曜日に開催されています。総勢700人を超える神輿行列や獅子舞、闘鶏楽などで町全体が賑わいます。見どころは、昼夜2回行われる行列。昼は桜の降るなかで舞う舞姫、夜は提灯の明かりに照らされた幻想的な行列を見ることができます。 雨天の場合は翌日に延期。

5月

3-4日

金蔵獅子
高山市国府町

 金蔵獅子は飛騨から越中にかけ各地に伝承されていますが、国府町のそれは県の無形民俗文化財に指定されて著名。演技者4名、囃子方(はやしかた)7名によって演出される勇壮活発な獅子舞で、1舞に約20分を要する。 金蔵獅子は、リズミカルな太鼓と笛の中、勇壮活発な所作で舞い踊る郷土芸能です。天狗面をつけた男神(金蔵)と、お福面をつけた派手な着付けの女神(お亀)が、田畑を荒らす悪い獅子を協力して懲らしめるという物語が演じられます。

7月

中-下旬

いでゆ夜市
下呂温泉

 いでゆ夜市は、7月中旬から8月下旬までの毎週土曜日(8月の第1土曜日は下呂温泉まつりのため休み)、下呂温泉の阿多野谷沿いに開店します。夜7時〜10時まで開催され、会場になっている白鷺橋の周辺は、観光客や地元の人でいっぱいになります。ビールや地酒、団子や五平、飛騨牛の串焼き、かき氷などの飲食店をはじめ、陶器、木工品などの民芸品、無農薬野菜などが楽しめます。

下旬

飛騨高山花火大会
高山市宮川

飛騨高山花火大会は、古都飛騨高山で開催される花火大会。特大スターマインやナイアガラの滝など豪華な花火の数々が、真夏の飛騨高山の夜空を美しく彩ります。

8月

1-3日

下呂温泉祭
下呂温泉

 下呂温泉まつりは、8月第1土曜日から3日間行われます。龍神火まつりを筆頭に、みこしパレードや下呂おどりなどが催され、フィナーレには花火ミュージカルが繰り広げられます。龍神火まつりでは爆竹や炎の中を椀みこしと5頭の龍が勇壮な男衆により乱舞します。

9日

飛騨高山手筒花火打ち上げ
高山市宮川

 飛騨高山手筒花火打ち上げは、竹筒に仕込んだ花火を手で持ち、火の粉を浴びながら打ち上げられます。打上げ開催前に、飛騨高山手筒組総勢約40名が桜山八幡宮にて安全祈願祭を執り行ったのち、表参道をきやり唄を唄い提灯を片手にパレードしながら、打上げ場所の宮川まで移動します。打ち上げる者、観る者の厄払いを願って行われます。

9-10日

絵馬市
高山市街

 むかし、農家では牛や馬の安全や、まゆがたくさんとれるよう祈願して紙絵馬を高山の南西にある松倉(まつくら)山の松倉観音に奉納したり、直接、馬や牛をつれて安全を祈願しました。その紙絵馬を売るのが絵馬市です。奉納した絵馬を家の入口のかべに貼っておくと商売が繁盛し、家族が健康になると言われています。

13-16日

郡上おどり
郡上市八幡町

 郡上おどりは、「日本三大盆踊り」の一つで、毎年7月中旬ごろから9月上旬ごろにかけて行われます。国の重要無形民俗文化財の一つで、開催期間中は全国から多数の観光客が訪れます。盆踊りは毎年8月13日から16日にかけて行われ、期間中は数千とも、数万とも言われる多数の踊り手が夜を徹して踊り明かします (徹夜おどり)。また、ただ見るだけでなくて比較的簡単に踊りの輪に加われる参加型のイベントととしても知られています。

10月

9-10日

秋の高山祭(八幡祭)
高山市街

 秋の高山祭は桜山八幡宮の例祭。10台の華麗な屋台が秋の飛騨路を彩る。祭の起源は16世紀後半から17世紀にさかのぼる。巧みな動きを披露する布袋台のからくり奉納、屋台には華麗な彫刻が施され、飛騨の匠の技が生きています。夜に入ると屋台は100個にもおよぶ提灯をともし、艶やかに夜を彩ります。国指定の重要有形・無形民俗文化財になっている伝統の祭です。

14-19日

どぶろく祭り
白川郷

 白川郷の5ヶ所の神社で9月と10月に行われます。白川郷は、古くから外との交渉の少ない土地柄であったため、村人の心をいやすものは酒以外にはなく、粟・稗の雑穀類で地酒をつくっていたそうです。かなり昔から「どぶろく」が祭礼に用いられていたと思われています。やがて山の神様に感謝と祈りを捧げる祭礼に欠かせないものとなり、今も受け継がれています。「どぶろく」はもろみを漉さない濁り酒のことです。かつてはヒエやアワ、現在はお米を材料に、雪深い1月に神社酒造で仕込まれます。神社内だけでいただくことが許された祭礼用の酒ですので、境内の外には持ち出すことはできません。この日のためだけに少量作られ、造り方も秘密のお酒です。300円でおちょこを買うと飲み放題に。境内では余興も楽しめます。

11月

3日

飛騨にゅうかわ宿儺まつり
高山市丹生川町

 飛騨にゅうかわ宿儺(すくな)まつりは、日本一大きい直径6.1メートルの鉄製鍋を炊いて五穀豊作を祝いみそ鍋を作り、来訪者に振舞われます。前回は、「日本一宿儺鍋」(重さ9トン)で、容量は200リットルのドラム缶約193本分。高さ2.8メートルのかまどに置かれた鍋に、5000リットルの水、ダイコン870本、ネギ300キロ、豚肉300キロなど地元特産の具材約10種類を入れ、ぐつぐつ煮込んだそうです。農産物バザーなどもあり楽しそうなイベントです。



Copyright(C) 飛騨高山の旅行観光ガイド All Rights Reserved