高山の散策(見る・体験する)
古い町並み
城下町の中心、商人町として発展した上街、下町の三筋の町並みを合わせて古い町並みと呼ばれています。古い町並みの散策は、観光客にとって高山の一番人気です。
出格子ののつらなる軒下には用水路が流れ、造り酒屋には看板とも言われる杉の葉を玉にした『酒ばやし』が下がり、町家の大戸や、老舗の暖簾が軒をつらねています。
風情ある町家は、造り酒屋、味噌屋の他にも雑貨屋、カフェ、レストラン、土産物屋、そして、食べ歩きのできる飛騨牛やみたらしだんごなどもあります。
朝市に出かけた後、古い町並みに行くというのが定番です。ちょっと歩き疲れた方は人力車に乗って古い町並みを散策することもできます。
飛騨の里
飛騨の里は、合掌造りをはじめとした飛騨の古い貴重な民家が移築復元されなつかしい農山村の暮らしや昔から飛騨に伝わる季節の行事を再現している博物館です。
飛騨高山の朝市は、江戸時代から、米市,桑市、花市などの市として発達し、明治の中頃から、農家の奥さんたちによって野菜がならべられるようになり、朝市とよばれるようになりました。朝市は陣屋前広場と宮川沿いの二か所にあります。もんぺ姿のおばさんたちの素朴なやりとり、飛騨高山の方言を聞くことができます。新鮮な野菜、果物、お漬物、味噌、民芸品や都会では見ることのできないものも売られています。