飛騨高山の旅行・観光に便利な基本情報

飛騨高山の旅行観光ガイド



飛騨高山の概要

飛騨高山の旅行・観光に便利な基本情報

 飛騨高山(ひだたかやま)は、古い町並み朝市宮川朝市陣屋前朝市)が魅力の古都。年間300万人近い観光客が訪れる観光都市として人気があります。近隣には、世界遺産に登録された白川郷五箇山、そして、豊富な湯量を誇る奥飛騨温泉郷、日本三大名泉の下呂温泉などの近隣の観光スポットがいっぱいです。ここでは、旅の基本としておさえておきたい飛騨高山の基本情報を紹介します。

飛騨高山の概要

 飛飛騨高山(ひだたかやま)は、岐阜県北部にある高山市のことで、飛騨地方の中心にあるため、一般に『飛騨高山』と呼ばれています。旧高山市中心部は江戸時代以来の城下町・商家町の姿が保全されており、その景観から「飛騨の小京都」と呼ばれています。最近、「日本の原風景を残す街」として紹介され、日本国外からの観光客も増加してます。仏ミシュランの実用旅行ガイド「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」では必見の観光地として3ツ星を獲得してます。

飛騨高山の歴史

 飛騨高山の歴史は古く、縄文時代にさかのぼります。高山は古くから飛騨地方の中心として栄えてきました。徳川幕府の直轄領となた高山には、高山陣屋(役所)など江戸時代の面影を今に残しています。平成17年(2005)2月1日には、10市町村が合併して日本一大きな「市」高山市となりました。

飛騨高山へのアクセス

 飛騨高山へのアクセスは、車、電車、バスで行くことができます。1ヶ所に留まらず周辺の観光をするならやっぱり車が便利です。また、高山まで電車・バスで行って、レンタカーを利用する方法もあります。また、東京や大阪からは毎日運行されています(オフシーズン以外)。少し時間はかかるけど乗り換えなしで現地まで行けるのがいいですよね♪なお、高速バスは予約制です。

飛騨高山の天候・天気

 飛騨高山は、東西を険しい山に、南北を厳しい河川峡谷に囲まれています。緑豊かな飛騨は日本列島のほぼ中央に位置し、高山盆地は内陸性盆地型気候です。昼夜、夏冬の気候温度差が大きく、湿度が低い。冬は大変寒く、冷え込むときは氷点下15度近くまでも下がることがあります。防寒衣など衣服の準備は念入りにしましょう。

世界遺産

 白川郷五箇山の合掌造り集落(しらかわごう・ごかやまのがっしょうづくりしゅうらく)は、飛騨地方の白川郷(岐阜県大野郡白川村)と五箇山(富山県南砺市)にある合掌造りの集落で、1995年12月9日にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。現在は「世界遺産白川郷合掌造り保存財団」などがその保存にあたっています。

バリアフリー

 高山市では、「人にやさしいバリアフリーのまちづくり」として誰もが住みやすく、住みたくなるような落ち着いた定住環境と、にぎわいのある交流環境を整備し、市民一人ひとりが誇りと生きがいを持てるまちづくりを進めています。車椅子・電動カー・ベビーカーの貸し出し、福祉バスの運行、道路の段差解消、バリアフリートイレの設置など様々な取り組みがなされています。

バス(さるぼぼバス)

JR高山駅前のバスセンターから、「さるぼぼ周遊バス」と「のらマイカー」が運行しています。

 さるぼぼ周遊バスは、飛騨に古くから伝わる民芸品(お守り)である「さるぼぼ」にちなんでいます。運賃は大人1乗車200円(1乗車100円の区間もあります)です。さるぼぼ周遊バスは、観光スポットを循環しているので観光客にはとっても便利です。循環コースは、匠のコース、四季の丘コースがあります。

 のらマイカーは、「のんびり」と「らくちん」な気持ちで、自分の車(マイカー)のように気楽に利用できるようにと名付けられた福祉バスです。一般市民、特に高齢者や障害者が低料金全線100円(乳幼児無料)で利用できます。市内外回りは東線、西線、北線、南線(各ルート右回り、左回りあり)計8ルートで、それぞれ1日に4便です。もちろん、観光客も利用できます。

レンタサイクル 

 高山の古い町並みを自転車で走ってみるのはいかがですか?駅前近くの高山陣屋から宮川朝市古い町並み周辺は坂道もなく平坦なので、レンタサイクルだとスイスイ回ることができます。

 高山の町は人が多いので、レンタサイクルは、拠点間の移動に限って利用しましょう。人ごみの中を自転車で走ると迷惑なだけでなくとても危険です。

 飛騨の里方面は坂道が多いのでレンタサイクルだと結構キツイです。特に夏は汗だくになるので注意してください。飛騨の里飛騨民俗村方面ならさるぼぼバスがオススメです。

駐車場(高山市街)

 高山市街には、多くの駐車場があります。郊外からも朝市や古い町並みに訪れる観光客が多いので、駐車場は午前中に満車になることもあります。9時頃までに駐車場にいれられれば安心です。

観光タクシー(飛騨高山)

 高山には、観光ガイドタクシーが、平成18年r3月から運行しています。飛騨高山の観光に関する知識と良質な接遇マナーを身につけた乗務員がモデルコース又は、お客さんが選んだスポットを親切丁寧に案内してくれます。

人力車(ごくらく舎)

 人力車(ごくらく舎(ゴクラクシャ)は、高山の観光を優雅に巡ることができる人力車です。高山の人力車は、1970年(昭和45年)から走っており全国の観光人力車の元祖です。プロの俥曳きが客のリクエストに応えて、高山の歴史を語りながら古い町並みを案内してくれる。上三之町と柳橋の交差点、さらに陣屋前朝市前に人力車乗り場があり、希望があれば高山駅や宿泊先のホテル、旅館まで迎えに来てくれます。

高山の病院

 旅行中は睡眠不足や疲れから体調を崩しやすくなります。出発前から体調を整えることも旅の準備のひとつとして捉え、健康管理には注意しましょう。

 持病があって薬を服用している人は、旅先に必ず薬を持って行きましょう。そして、旅先で具合が悪くなったら、なるべく早く病院に行きましょう。無理をすると体調は悪くなることがあるので早めの処置が肝心です。

飛騨高山への道路

 各地から高山へ向う道のりは四季折々の景観が楽しめる絶好のドライブコース!飛騨山脈(北アルプス)、槍ヶ岳や穂高岳などの有名な山々を望むこともできます。春から夏にかけては、新緑が鮮やかで、標高の高い山には残雪が白く残っておりとても綺麗です。

 飛騨路を快適にドライブする為には、道路情報を必ずチェックしましょう。冬の積雪や凍結、通行止めには特に注意が必要です。

 鉄道で高山へ行く時、入り口は、大阪、東京ともJR東海道新幹線の名古屋になります。名古屋から高山へは、特急ワイドビューひだが便利です。ほぼ1時間ごとに運転しています。

飛騨観光案内所

 高山駅改札口前にある観光案内所。観光パンフレットが揃っているので高山に来たらまずここを訪れよう。市内の観光名所やグルメスポット、交通などの情報をチェックしたい。ここには障害者用観光案内端末も導入されている。



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